慢性的な肩こり、生理痛、シミやくすみが気になる――それは、血の巡りが滞っている「瘀血(おけつ)」のサインかもしれません。今回は、気血水(きけつすい)の「血」のパターン、2つ目の瘀血を紹介します。
前回は血の不足、血虚(けっきょ)を紹介しました。今回は、血が滞る瘀血についてお話しします。
瘀血とは、血の巡りが悪くなり、滞っている状態です。代表的なサインは、肩こりや頭痛など刺すような・固定された痛み、生理痛、経血に塊が混じりやすい、シミ・くすみ・あざができやすい、唇や歯茎の色が暗い、といったものです。冷えや、以前紹介した気滞(きたい)が長く続くと、血の巡りにも影響し、瘀血につながりやすくなります。
瘀血のケアは、体を冷やさないこと、適度に体を動かして血流を促すこと、同じ姿勢を長時間続けないことがポイントです。東洋医学では、青魚、黒きくらげ、酢の物、玉ねぎといった食材が、血の巡りを助けるとされています。デスクワークが長く続く方は、こまめに立ち上がって体を動かすだけでも、巡りの助けになります。
まとめると、瘀血とは血の巡りの滞りであり、刺すような痛み・生理痛・くすみがサインです。体を冷やさず、動かして巡らせることを意識してみてください。
次回からは「水」のパターンを紹介します。まずは、潤いが足りない「津液不足(しんえきぶそく)」からお届けします。
血の巡りを改善するセルフケアについてより詳しく知りたい方には、東洋医学講座もご用意しています。


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