のぼせる、動悸がする、咳き込みやすい――それは、気が上に突き上げている「気逆(きぎゃく)」のサインかもしれません。今回は、気血水(きけつすい)の不調パターンの3つ目を紹介します。
気虚(ききょ)、気滞(きたい)ときて、今回は気の3つ目のパターン、気逆です。
気逆とは、本来なら下に降りるはずの気が、逆に上へ突き上げてしまっている状態です。代表的なサインは、げっぷやしゃっくり、のぼせ、動悸、咳き込み、頭痛、めまいといったものです。前回紹介した気滞が進行して起こることも多く、ストレスや緊張の蓄積とも関係しています。
気逆のケアは、まず気滞と同じく「巡らせる」ことが基本ですが、それに加えて、突き上げた気を落ち着かせるイメージを持つことが大切です。ゆっくりとした呼吸、特に息を長く吐くことを意識した深呼吸は、気を鎮めるのに役立つとされています。カフェインの摂りすぎや、興奮状態が続く生活は、気逆を助長しやすいので、少し意識してみるとよいでしょう。
まとめると、気逆とは気が上に突き上げる状態であり、のぼせ・動悸・咳き込みがサインです。ゆっくり長く息を吐く呼吸を意識して、気を落ち着かせてみてください。
次回からは「血」のパターンを紹介します。まずは、血が足りない「血虚(けっきょ)」からお届けします。
気逆のセルフケアについてより詳しく知りたい方には、東洋医学講座もご用意しています。


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