顔色が悪い、髪がパサつく、こむら返りしやすい――それは、全身に栄養を運ぶ「血(けつ)」が足りていないサインかもしれません。今回は、気血水(きけつすい)の「血」のパターン、1つ目の血虚(けっきょ)を紹介します。
気のパターンを3つ紹介してきました。今回からは「血」のパターン、まずは血虚からお話しします。
血虚とは、全身に栄養を運ぶ「血」が不足している状態です。代表的なサインは、顔色が白い、血色が悪い、髪や肌の乾燥、爪がもろい、目が疲れやすい・かすむ、こむら返りが起きやすい、眠りが浅い、といったものです。女性は月経で血を消耗しやすいため、特に血虚になりやすい傾向があります。
血虚のケアは、血の材料になる栄養をしっかり摂ることが基本です。東洋医学では、黒ごま、なつめ、レバー、ほうれん草、にんじんといった食材が、血を補うとされています。また、血は睡眠中に養われるとも考えられているため、質の良い睡眠を確保することも大切なポイントです。夜更かしが続くと、血を養う時間そのものが削られてしまうため、注意が必要です。
まとめると、血虚とは栄養を運ぶ血の不足であり、顔色・髪・爪・目に出やすいサインです。栄養と睡眠、この2つでしっかり補ってあげましょう。
次回は、血が「滞る」状態、瘀血(おけつ)を紹介します。肩こりや生理痛が気になる方は、ぜひご覧ください。
血を補う食養生についてより詳しく知りたい方には、東洋医学講座もご用意しています。


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