むくみが取れない、体が重だるい、めまいがする――それは、余分な水分が滞っている「痰湿・水滞(たんしつ・すいたい)」のサインかもしれません。今回は、気血水(きけつすい)の「水」のパターン、2つ目を紹介します。
前回は水分の不足でした。今回は逆に、水分が滞る痰湿・水滞についてお話しします。
痰湿・水滞とは、体に必要な分以上の水分や老廃物がうまく巡らず、滞ってしまっている状態です。代表的なサインは、むくみ、体の重だるさ、めまい、頭が重い感じ、痰がからむ、胃のあたりがぽちゃぽちゃする感じ、舌に厚い苔がつきやすい、といったものです。
水を巡らせる働きは、五臓でいうと「脾(ひ)」――以前紹介した五行タイプの土タイプとも深く関係しています。冷たいものや甘いもの、脂っこいものの摂りすぎは、この巡らせる力に負担をかけ、水滞を助長しやすくなります。
ケアのポイントは、体を冷やさないこと、適度に汗をかく運動を取り入れること、脂っこいものや甘いものを摂りすぎないことです。はと麦、冬瓜、小豆、生姜といった食材は、余分な水分を巡らせるのを助けるとされています。
まとめると、痰湿・水滞とは余分な水分の滞りであり、むくみ・重だるさ・めまいがサインです。体を冷やさず、適度に動かすことを意識してみてください。
次回は、気血水の不足・滞りパターンの総まとめです。ご自身のタイプをチェックしてみましょう。
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