ストレスでお腹が張る、喉に何か詰まっている感じがする――それは、気の巡りが滞る「気滞(きたい)」のサインかもしれません。今回は、気血水(きけつすい)の不調パターンの2つ目を紹介します。
前回はエネルギー不足の気虚(ききょ)を紹介しました。今回は、気が滞る状態、気滞についてお話しします。
気滞とは、気の巡りが滞っている状態です。気は本来、全身をスムーズに巡っているものですが、ストレスや緊張が続くと、その流れが渋滞してしまいます。
代表的なサインは、お腹や脇腹の張り感、ため息が増える、喉に何かが詰まっているような感じ(これは「梅核気(ばいかくき)」と呼ばれます)、イライラしやすい、生理前に不調が出やすい、といったものです。以前紹介した五行タイプでいう「木タイプ」や、気の巡りを整える働きである「肝(かん)」とも深く関係しています。
気滞のケアは、とにかく「巡らせる」ことがポイントです。深呼吸、軽い運動やストレッチ、香りの良いものを楽しむこと、気分転換の時間を意識的に作ることが効果的です。ストレスを我慢してためこむのではなく、こまめに発散する習慣を持つことが、気滞の予防につながります。
まとめると、気滞とは気の巡りの渋滞であり、張り感・ため息・イライラがサインです。深呼吸や気分転換で、意識的に巡らせてみてください。
次回は、気が上に突き上げる「気逆(きぎゃく)」を紹介します。げっぷやのぼせが気になる方は、ぜひご覧ください。
気の巡りを整えるセルフケアをより詳しく知りたい方には、東洋医学講座もご用意しています。


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